2008年01月28日
指値(さしね) 意味:価格交渉

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いわゆる「価格交渉」という意味ですが、「指値」という言葉自体、だいぶ普及して
きているようです。
不動産は高価な買い物ですから、少しでも下がれば嬉しいのが人情です。
物件価格が下がれば投資指標も効率性が良くなりますからね。
ただ、投資物件の場合、買付が重なったら、価格の高い方が基本的には優先され
ますし、ローンを使う人よりは現金購入の方の方が優先されます。
(売主さんからすると、ローンを使われるとローンが不調に終わったとき、それまで
の時間が無駄になりますから)
だから、投資指標に適っているのであれば、無用な指値はやめておいたほうが
無難なことが多々あります。せっかく良い物件を見つけてきた担当者としても、
指値をしたばっかりに他の買付に物件をさらわれてしまっては、せっかくの苦労が
水の泡ですからね。こうなるとお客様にとっても損失です。
難しいところです。
どうしても、この価格でないと「投資」として合わないという事であれば、当然
指値をしていきますが、当然「この価格なら買いますよ」という意思表示をもって
売主様側に相談させて頂きます。
買う気持ちが固まっていないのに、いたずらに価格交渉をしても相手方に対して
失礼な話ですし、万が一、指値が通ったのに「やっぱ買いません」となっては
これまた大変失礼な話です。
このときは、我々担当営業マンの面目は丸潰れです。売主様側に対しても
恥ずかしく、非常に申し訳ない気持ちになります。ただ、お客様の気持ちが本当は
固まっていなかったことを感じ取れなかった自分の責任でもあります。
昔は、ご購入されるご意思のない指値に、ウッカリ付き合うことになって
しまうミスもありました。
ビジネスライクに考えれば、「営業マンは使ってナンボ」かもしれませんが、
誤解を恐れずに言わせて頂くならば、やはり「有益な情報」は、担当営業マンと
信頼関係を築けるお客様に集まりやすいでしょう。
結局は、「人」と「人」です。
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Posted by 中元 崇 at 17:00│Comments(0)
│不動産投資の話