「不動産運用設計」の話　　　　　　不動産コンサルタント中元崇

とある日の物件確認。

物件確認とは、「まだ販売中か、あわせて物件の詳細」などを聞くために、販売元
に問い合わせる電話のことです。


女性Ａ　「ありがとうございます・・・」


　　（次の言葉が続くと思ったので、若干待つこと一瞬）


中元　　「あ、シーエフネッツの中元と申しますが、あの物件まだありますか？」



女性Ａ　「ありますよぉ」



中元　　「ちょっと担当者の方と話したいんですが」



女性Ａ　「わたしでぇす」



中元　　「あ、そうですか。あれって４棟で販売されてますけど、ぶんか・・・」

　　

女性Ａ　「だめです。ガチャッツ、プープープー」



中元　　「・・・」



はい、話している途中で電話切られました。


業界内の恥をさらすようで何だか複雑ですが、いまだにこんな電話対応をする
人間がいるのも事実。弊社にいたら秒殺もんですね、いないですけど。

一般の方には猫なで声、同業者にはあんな対応する方、わりといます。

いずれにせよ、あの担当者に販売を任せている所有者さん・・・。
売れるのかなぁ。


さて、本日Ｒ銀行のアパートローンセンターの方々がお見えになりました。
一昔前には、こちらから訪問して融資規定なんかのヒアリング等を続けてい
たりしたもんですが、実績が増えたり知名度上がったり会社規模が大きく
なると、逆転するもんですね。力関係、何でもそうでしょうが。

気をつけないといけないのは、それに胡坐かいちゃうことでしょうね。
それが当たり前、来てもらうのが当たり前なんて感覚になった危険。

そんなことを思った今日この頃。

さっきの横柄な「女性Ａ」ではないですが（汗）。


で、そのＲ銀行さんですが、ローンセンターと言えども、他の支店から
聞いていた融資規定と条件は同じ。違ったのは担当営業の方の商品知識
と実務能力、そして意気込み（これ一番大事）でしょうか。

金利は抜群に低いのですが、返済期間短く、Ｋ％は思うほど低くならない。
そしてＬＴＶがＲＣで７０％～８０％、新築木造で５０％～７０％位が
過去の実績値とのこと。

「こうしたらやりやすい、という条件をぶつけて欲しい」との事でしたの
で、今後コミュニケーションを取らせて頂く中で、色々と提案させて頂き
たいと思っています。

あ、ちなみに「不動産会社の社員には貸してくれますか？」との問いには
笑いながら「ＯＫです」との事でした。


ん～、珍しい。


それでは。